現在、ウィニングショットは、極細のマルチストリングを開発中です。
開発中の極細マルチストリングの目指すゲージは、『1.10mm』
硬式テニス用ストリングとして、現在最細の1.18ゲージと
同じレベルの耐久をクリアしなければなりません。
前回、単純にゲージを1.10mmにした試作品を作り、
耐久性が、70%程度まで落ちることが、わかりました。
(1.18mmとの比較して)
今回、耐久性をあげるために耐熱樹脂PEEKを側糸に
使用したものを試作しました。
PEEK3本と6本
・耐久性をクリアするのに、PEEKの必要な本数は、何本なのか?
・PEEK自体の太さを変える必要があるか?
・PEEKを多く使うと、マルチのやわらかい打球感を損なわないか?
耐久試験の結果は・・・・
● PEEK3本 1.18mm対比 約85% クリア出来ませんでした。
● PEEK6本 1.18mm対比 約105% クリア!
耐久的には、今回の太さのPEEKで、6本使用すればいけそうです。
次は、実打のテストに入ります。
打球感が硬くなってしまっていないか、心配です。
開発担当 鐘江