ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その2

ウィニングショットは、大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「P-ION」を、世界で初めて、
テニス・ストリングに取り入れるべく、試作を開始いたしました。
(Plasma Ion Technology)

「P-ION」は、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより
共同開発されたもので、既に、世界で初めて、
ナイロンの釣り糸への応用、製品化に成功しています。

この技術を使えば、ストリングの表面のみを、熱劣化させることなく
改質することが出来るので、これにより、耐久性、コーティングの接着性等を、
飛躍的に向上させることが出来そうです。

さて、現在、コーティングの種類を選定中なのですが・・・
これが、とても大変です。

プラズマ加工によってコーティングの効果持続性が、より上がるものは?
ストリングとして、そのコーティングは適しているか?

コーティングの種類により、プラズマ加工の条件が違い、
また、プラズマ加工の条件自体、調整の余地がかなりあるので、
一回試してすぐNGという判断も出来ないのです。

かなりの試作期間が必要となりそです。

ポリエステル・ストリングの方は、ベースをシリコンツアーとして、
こちらも、コーティングに合わせて、少し配合や延伸条件を変える
ことになりそうです。


初期試作で、シリコンツアーに
プラズマ加工を施したもの

頑張ります!  開発担当 鐘江

ウィニングショット 極細マルチストリング開発記 その7

ウィニングショットは、今回、超極細のマルチストリングを開発しました!

開発した超極細マルチストリングのゲージは、『1.10mm』
現在市販されている最細の1.18ゲージと同等の耐久を、1.10mmでクリアし、
絶妙のタッチと飛びを両立したストリングが生まれました。

ネーミングは、SILVER TOUCH (シルバータッチ)に決定、
パッケージデザインも進めております!

7月発売に向け、最終準備中です!

                  開発担当:鐘江

ウィニングショット 極細マルチストリング開発記 その6

現在、ウィニングショットは、極細のマルチストリングを開発中です。

開発中の極細マルチストリングの目指すゲージは、『1.10mm』

前回の試作では、耐熱樹脂PEEKを側糸に使うことで、
現在の最細1.18ゲージと同じレベルの耐久をクリア出来ました。

しかし、このPEEKを使用することで、マルチにしては少し打球感が硬めに。
極細な為、シャープさの方が際立ってしまい、柔らかさが足りない・・

そこで、なんとかこの硬さをおさえるべく、コーティング剤、延伸倍率等
他の要素の方で、柔らかい方向にチューニングしてみることにしました。

工場の担当者にお願いし、考えられるあらゆる条件でサンプルを作成。

その中に、果たして答えはあるか・・・・

ありました!
見つけました!
ベストなセッティング!!

(スミマセン・・・これは極秘セッティングです)

『超極細・マルチ・ストリング』、いよいよ実現出来そうです!

                            開発担当:鐘江

ウィニングショット 極細マルチストリング開発記 その5

現在、ウィニングショットは、極細のマルチストリングを開発中です。

開発中の極細マルチストリングの目指すゲージは、『1.10mm』

硬式テニス用ストリングとして、現在最細の1.18ゲージと
同じレベルの耐久をクリアしなければなりません。

耐久性をあげるために耐熱樹脂PEEKを側糸
使用したものを試作しました。

耐久試験の結果は・・・・

● PEEK3本 1.18mm対比 約85% クリア出来ませんでした。

● PEEK6本 1.18mm対比 約105% クリア!

さすが、耐熱樹脂PEEKの効果は高い!
1.18mmレベルの耐久性は、クリア。

さて、肝心の打球感は、どうなるか?

今回の試作品を打ってみると・・・

・PEEK3本は、楽に飛びつつ、柔らかさもタッチも充分にあってグッド!
 引っ掛かりも良く、タッチ派や女性プレイヤーに好まれそう!

・PEEK6本の方は、それより少し硬質感があり、ややマルチっぽさが薄まっています。

う~ん。打球感は、PEEK3本に軍配が上がります。しかし耐久的には、PEEK6本・・・

なんとか他の要素のチューニングで、PEEK6本の方を、柔らかく仕上げられないか!?

接着剤やコーティング剤、延伸倍率等を変える等、ちょっといろいろやってみます。


                              
                               開発担当:鐘江

ウィニングショット 極細マルチストリング開発記 その3

現在、ウィニングショットは、極細のマルチストリングを開発中です。

開発中の極細マルチストリングの目指すゲージは、前人未踏の『1.10mm』

硬式テニス用ストリングとして、現在最細の1.18ゲージと
同じレベルの耐久をクリアしなければなりません。

まずは、生産実績のあるストリング「フィロス」1.18mmの時の構成糸、
コーティング条件で、ゲージを1.10mmにしたものを試作してみました。

耐久性を確認すると・・・予想通り70%程度まで落ちてしまいます。(1.18mmとの比較)

この耐久性についての解決策として、耐熱樹脂PEEKを側糸
入れようと思います。

ウィニングショットの高耐久マルチ「EX-MULTI」で、採用した素材です。
耐久性は、間違いなく上がります。

問題は、

・耐久性をクリアするのに、PEEKの必要な本数は、何本なのか?
・PEEK自体の太さを変える必要があるか?
・PEEKを多く使うと、マルチのやわらかい打球感を損なわないか?

です。

考えられる組み合わせが、かなり有りますが、
クリアすべく試作を進めていきます。

ちなみに、この極細マルチのカラーは、「シルバーグレー」で進めます!

                         開発担当 鐘江

ウィニングショット 極細マルチストリング開発記 その2

現在、ウィニングショットは、極細のマルチストリングを開発中です。

開発中の極細マルチストリングの目指すゲージは、前人未踏の『1.10mm』

硬式テニス用ストリングとして、現在最細の1.18ゲージと
同じレベルの耐久をクリアしなければなりません。

この開発に当たり、過去に開発した、高耐久マルチ『EX-Multi』と
1.18mmマルチ『フィロス』の開発経験が活かせるかもしれません。

EX-Multi

まずは、フィロス1.18mmの時の構成糸、コーティング条件で、
1.10mmにしたものを作成してみます。

フィロス1.18は、単糸が、比較的太めの糸で構成され、
外側は、柔らかいウレタンコーティングの組み合わせでした。

極細ゲージは、かなりシャープな打球感になる為、今回もコーティングは、
柔らかいウレタンコーティングが合う気がします。

フィロスの細ゲージ化

フィロス1.18 → 1.10mm 

これだけでは、耐久性が、かなり落ちることが予想されますが、
果たして

                                  開発担当 鐘江

ウィニングショット ストリング共同開発 その6

ウィニングショットは、昨年、2016年2月より、
テニス・ストリングの共同開発プロジェクトを
立ち上げました。

国内トップシェアの釣り糸メーカーである
株式会社サンラインと進めています。

共同開発の第一弾では、

「高機能ポリエステル内に、シリコンを分散させ融合させた」新素材を用い、
新しい打球感で、しなやかかつ強靭なストリングを開発しました!
(開発成り行きは、過去ブログを、ぜひご覧ください!)

※ 糸表面に、シリコンを後処理するのでなく、
  糸を紡ぐ最初の段階から融合させる

2018年3月の発売に向け、現在、商品パッケージの検討に入りました。


パッケージ案

これらのパッケージ案を元に、ブラッシュアップ!

新しい打球感で、しなやかかつ強靭なストリング
のイメージに合った、良いパッケージを作り込んでいきます。

                              開発担当:鐘江

           

ウィニングショット ストリング共同開発 その5

ウィニングショットは、昨年、2016年2月より、
テニス・ストリングの共同開発プロジェクトを
立ち上げました。

国内トップシェアの釣り糸メーカーである
株式会社サンラインと進めています。

共同開発の第一弾では、

「高機能ポリエステル内に、シリコンを分散させ融合させた」新素材を用い、
新しい打球感で、しなやかかつ強靭なストリングを開発しました!
(開発成り行きは、過去ブログを、ぜひご覧ください!)

※ 糸表面に、シリコンを後処理するのでなく、
  糸を紡ぐ最初の段階から融合させる

現在、最終段階として、量産で同じ性能の再現がきちんと出来るかの
確認テスト生産を実施しました。


  量産再現テスト用


 商品名は、「シリコンツアー」に

工場からはデーター的に問題無いとの報告。
あとは実打で、最終確認です。

ちなみに・・・もう商品名決めちゃいました。

その名は「シリコンツアー」

                    開発担当 鐘江

ウィニングショット ストリング共同開発 その3

ウィニングショットは、昨年、2016年2月より、
テニス・ストリングの共同開発プロジェクトを
立ち上げました。

国内トップシェアの釣り糸メーカーである
株式会社サンラインと進めています。

共同開発の第一弾では、
「高機能ポリエステル内に、シリコンを分散させ融合させた」新素材を用い、
新しい打球感で、しなやかかつ強靭なストリングを目指します。

※ 糸表面に、シリコンを後処理するのでなく、
  糸を紡ぐ最初の段階から融合させる

ポリエステルにシリコンをうまく融合することが出来るのか?

また、シリコンの最適な融合量、製造条件を見つけることが出来るのか?

第1回目の試作で、懸案の「ポリエステルにシリコンを融合する」ことに成功。
さすが、サンラインの技術力です!

 

上がってきたサンプルを、実打してみると・・・
狙い通り、特徴あるしなやかな糸、ストリングにはなっているものの・・・
残念ながらボールの飛びが、かなり悪いです。

シリコンの融合量が多すぎたのか?

延伸等、紡糸条件の問題?

おそらくその両方で、最適バランスがあるのでは無いかと思われます。

いろいろ条件を振って、試作していくしか無さそうです。

ちなみに、サンラインさんからは、ボビン巻きで納品されています。

事務所が、ボビン巻きで埋まる前に、条件が見つかると良いですが(笑)

開発担当   鐘江

WINNINGSHOT新マルチストリング 発売開始!

ウィニングショットより、新マルチストリング
ブラック スパイダー 新発売!
(取り扱い店舗 : テニスサポートセンター)

店舗のコーナーが出来ると、開発担当として、
ようやく、新規立ち上げをやり遂げた実感がわきます。

この後は、

お客様の手にとっていただけるのか?!
満足していただけるのか?!

良い意味でのドキドキは、続きます!

                 開発担当 鐘江