ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その6

ウィニングショットは、プラズマ加工を用いた新ストリング
『シリコンソフト』を2021年10月15日より販売開始いたします!

大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「Plasma Rise」により実現した新ストリングで、
ポリエステル・ストリング表面に「弾力性のある特殊なポリマー層」を形成することで
打球衝撃を緩和し独特のソフト感をもたらします。

Plasma Riseは、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより共同開発。
これまで困難とされていた、「繊維状物質への大気圧低温プラズマ連続処理」を可能とし、世界で初めてナイロンとフロロカーボンの釣り糸への応用、製品化に成功。この度テニス・ストリングの製品化に!

加工のベースになったストリングは、好評発売中の「シリコン ツアー(=ポリエステル内部にシリコンを融合したストリング)」。

シリコン ツアー」が今回施した特殊ポリマー層と相性が良く、マイルド感が高まりました。

「シリコン・シリーズ」第2弾 『シリコン ソフト』としてリリースします。

今週、待ちに待った量産初品が、工場より入荷いたしました。

いよいよ、来週末より販売開始です。       開発担当 鐘江

ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その5

この度、ウィニングショットは、プラズマ加工を用いた「新ストリング」を製品化いたします。

大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「Plasma Rise」により実現した新ストリングで、
ポリエステル・ストリング表面に「弾力性のある特殊なポリマー層」を形成することで
打球衝撃を緩和し独特のソフト感をもたらします。

Plasma Riseは、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより共同開発。
これまで困難とされていた、「繊維状物質への大気圧低温プラズマ連続処理」を可能とし、世界で初めてナイロンとフロロカーボンの釣り糸への応用、製品化に成功。この度テニス・ストリングの製品化に!

加工のベースになったストリングは、好評発売中の「シリコン ツアー(=ポリエステル内部にシリコンを融合したストリング)」。

シリコン ツアー」が今回施した特殊ポリマー層と相性が良く、マイルド感が高まりました。

「シリコン・シリーズ」第2弾 『シリコン ソフト』としてリリースします。

2021年10月発売に向け、準備頑張ります!


パッケージデザイン案

開発担当 鐘江

ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その4

ウィニングショットは、大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「Plasma Rise」を、世界で初めてテニス・ストリングに取り入れるべく取り組み続けていましたが、ようやく製品化のご報告が出来ます!

「Plasma Rise」は、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより共同開発。
これまで困難とされていた、「繊維状物質への大気圧低温プラズマ連続処理」を可能とし、世界で初めてナイロンとフロロカーボンの釣り糸への応用、製品化に成功。

この最新加工技術により熱劣化させることなく表面のみを改質、変化させることが出来ますが、
テニス・ストリングの性能改善にどうつなげるのか?!

表面処理の試行錯誤の末 たどり着いたのは「表面にゴムの様な特殊ポリマー層を形成」することでした。

この「特殊ポリマー層の形成」は、サンラインの釣り糸(フロロカーボン)で採用されており、岩場等での擦れに対し衝撃吸収を目的に導入されていたもの。

フロロカーボンのプラズマライズ釣り糸「BLACK STREAM」より

この処理を施したサンプルを試打した結果、「独特のソフト感、マイルド感」が加味されることがわかりました。
通常、柔らかい打球感を求めると、糸質を「柔らかい」方向に調節する為、その分飛び、弾きが抑えられたものになりますが、
糸質の変化が無い分、弾きが損なわれることなくソフト化が可能になります。

製品化に向け進んでおります。
続きはまたブログ更新をお待ちくださいませ。

開発担当 鐘江

ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その3

ウィニングショットは、大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「Plasma Rise」を、世界で初めて、テニス・ストリングに取り入れるべく、2018年から試作を続けています。(3年目に突入)

「Plasma Rise」は、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより共同開発されたものです。
これまで困難とされていた、「繊維状物質への大気圧低温プラズマ連続処理」を可能とし、既に、世界で初めてナイロンとフロロカーボンの釣り糸への応用、製品化に成功しています。

この技術は、熱劣化させることなく表面のみを改質、変化させることが出来、テニス・ストリングの性能改善にも、新たな可能性が開かれました。

開発は、ポリエステル・ストリングで進めています。

最初にトライしたのは、「表面に摺動性(滑り)もたせる」です。

表面を「ぬるぬる」にも「つるつる」にも出来るとのことで、
シリコンツアーに対し、この加工を施したものから評価を進めました。

シリコンツアーに比べ、遅めのスィングスピードの時での、
ストリング面のたわみ量が増し、打ち出し角度も上がる感じがありましたが、
大きな性能向上という感じはありませんでした。
ストリング表面が滑る分、ストリングが動き易くなり、低速スィングでも
たわむ様になったと思われます。

※「ぬるぬる」と「つるつる」では、「ぬるぬる」の方が早く効果が無くなってしまった為、この後は、「つるつる」のみ試作

シリコンツアーとの加工内容の相性もあり得るので、ストリング側の配合や
延伸倍率を変えたものを数パターン作りました。
(この機会に、カラー赤の色出しも)

「つるつる加工」と「加工無し」では、やはり、たわみ&ホールドの違いを少し感じるものの、大きな差が出ませんでした。

表面を「つるつる」に改質することは、効果はあるのですが、今の段階では、市販にある「ストリング用潤滑剤」をマメに塗ったのと(毎回)、同程度といった感想です。
これでは、せっかくの「プラズマ加工」が・・・・

そこで、次にトライをしたのが、「表面にゴムの様な特殊ポリマー層を形成する」です。

この技術は、フロロカーボン釣り糸※の表面に施した実績があります。岩場などのハードな環境で衝撃を吸収する釣り糸から着想を得てポリエステル・ストリングに応用してみます。
打球衝撃が強いポリエステル・ストリングの振動吸収や、打球感のソフト化を期待してのトライです。

フロロカーボンのプラズマライズ釣り糸「BLACK STREAM」より

特殊ポリマー層が、果たして作用するか?!    開発担当 鐘江

ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その2

ウィニングショットは、大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「P-ION」を、世界で初めて、
テニス・ストリングに取り入れるべく、試作を開始いたしました。
(Plasma Ion Technology)

「P-ION」は、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより
共同開発されたもので、既に、世界で初めて、
ナイロンの釣り糸への応用、製品化に成功しています。

この技術を使えば、ストリングの表面のみを、熱劣化させることなく
改質することが出来るので、これにより、耐久性、コーティングの接着性等を、
飛躍的に向上させることが出来そうです。

さて、現在、コーティングの種類を選定中なのですが・・・
これが、とても大変です。

プラズマ加工によってコーティングの効果持続性が、より上がるものは?
ストリングとして、そのコーティングは適しているか?

コーティングの種類により、プラズマ加工の条件が違い、
また、プラズマ加工の条件自体、調整の余地がかなりあるので、
一回試してすぐNGという判断も出来ないのです。

かなりの試作期間が必要となりそです。

ポリエステル・ストリングの方は、ベースをシリコンツアーとして、
こちらも、コーティングに合わせて、少し配合や延伸条件を変える
ことになりそうです。


初期試作で、シリコンツアーに
プラズマ加工を施したもの

頑張ります!  開発担当 鐘江

ウィニングショット ナイロンスピン(凸凹)開発記 その5

現在、ウィニングショットは、ナイロン系スピン=外側に凸凹をつけた
ストリングを開発→発売準備中です!

3本の側糸を、外周にらせん状に巻き付ける事で、
凸凹形状をしっかり出したストリングです。

ネーミングは『スネークスピン』

現在、ようやくパッケージデザインが上がってきております。
あともう一息!

                                   開発担当:鐘江

ウィニングショット ナイロンスピン(凸凹)開発記 その4

ウィニングショットは、ナイロン系スピン=外側に凸凹をつけた
ストリングを開発。

3本の側糸をらせん状に巻き付ける事で、
凸凹形状を出すことに成功し、いよいよ発売準備に入りました。

商品名をスタッフ、スクールのコーチから募集し、
80近い案の中から、以下に決定しました。

その名は、 スネーク スピン (SNAKE SPIN)

発案者は、外側に巻き付いた側糸(がわいと)のウネウネ感から、
スネーク(蛇)を連想したとのこと!

ボールにからみついて、良くスピンがかかりそう!

                      開発担当  鐘江

ウィニングショット ナイロンスピン(凸凹)開発記 その3

現在、ウィニングショットは、ナイロン系スピン=外側に凸凹をつけた
ストリングを開発しています。

前回の試作で、3本の側糸をらせん状に巻き付ける事で、
凸凹形状をしっかり出すことができました。

らせん状の突起でウネウネして見えます
断面図 3本の側糸が凸形状となる

このサンプルで、早速試打をしました。
テニスサポートセンターのスタッフ数名と、
緑ヶ丘テニスガーデンのコーチ陣にもお願いしました。

果たして、辛口テスターも含めた評価は!?

「スピンがかけ易い!! ストロークもだが、サーブが特に良かった」
「打球感がしっかりしていて、スピンで打ち込んだ時に安心感がある」
「最初、(ナイロンにしては)けっこう飛びが抑えられていると感じたが、
 スィングスピードを上げると、パワーアシストがちゃんとあり、
 伸びのある球が打てた」

かなりの高評価です。

この完成度であれば、店舗のお客様にもご協力いただき、
評価をお願いしたい・・・
そこで、急遽、追加試作品100張を、工場に依頼しました!
(工場ご担当Tさん、ご無理言ってスミマセン)

この追加試作品の評価で、さらにブラッシュアップしていきます。

                             開発担当 鐘江

 

 

ウィニングショット ナイロンスピン(凸凹)開発記 その2

現在、ウィニングショットは、ナイロン系スピン=外側に凹凸をつけた
ストリングを開発しています。

カラーは、スタッフの要望の多かった蛍光グリーンに!

前回の試作の6突起タイプは、残念ながら失敗でした・・・
断念の理由は、まず表面小削げの不具合が有り、
コーティングでの対策も検討していましたが、なにより
打球感が、後付けの突起のせいで鈍かったのです。

そこで、凸凹のつけ方を変えることにしました。

工場に頼んで、今回は、側糸で糸表面に凸凹形状を出した
サンプルを試作。

写真だとわかりにくいですが、かなりウネウネの螺旋で、
凸凹感あります。

断面図

芯糸は、1.25mm用のものですが、側糸の段差があるので、
仕上がり太さとしては、平均1.30mmといったところ。

早速、試打してみます。
                                    開発担当 鐘江

ウィニングショット プラズマ加工ストリング 開発記 その1

ウィニングショットは、大手釣り糸メーカー「サンライン」が持つ
大気圧低温プラズマを使った加工技術「P-ION」を、世界で初めて、
テニス・ストリングに取り入れるべく、試作を開始いたしました。
(Plasma Ion Technology)

「P-ION」は、東京工業大学発ベンチャー企業
株式会社プラズマコンセプト東京とサンラインにより
共同開発されたもので、既に、世界で初めて、
ナイロンの釣り糸への応用、製品化に成功しています。

以下 プレスリリース抜粋

大気圧低温プラズマによって高い活性力を持つ活性種を生成することで、
高速かつ連続処理でナイロン繊維を表面改質し、耐水性や耐薬品性を
格段に向上させることに成功した。
釣り糸製造で培った大気圧低温プラズマ処理技術を発展させることで、
ナイロン繊維を熱劣化させることなく、耐水性や耐薬品性などの表面特性を
持つナイロン繊維の製造が可能となった。(特許第5946119号、第4611409号等)

同技術による耐水性向上処理では6時間水中浸漬後の吸水率を
従来の約30%に低減する事に成功した。
耐薬品性向上処理ではナイロンを溶解するギ酸(88%)や濃硫酸に
5分間接触させても、繊維が溶解しなかった。
同技術は、耐水性が要求される屋外資材や、耐薬品性が要求される
自動車部材などに、当該処理を施すことで耐久性向上が期待できる。
今後はナイロン繊維以外への表面改質の応用や、移動体の軽量化による
省エネルギー素材として注目されている炭素繊維、アラミドなどの比強度、
比弾性率の高い高性能繊維の表面改質(特に接着性改善など)への
展開が期待される。

この技術で、ポリエステル・ストリングを熱劣化させることなく、
表面のみを改質できれば、耐久性やコーティングの接着性等を、飛躍的に
向上させることが出来そうです。

これは、どんなものが出来るか、今から楽しみです。
                            開発担当 鐘江