開発担当の鐘江(カネガエ)です。
前回の続きです。
「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に!」
を実現できるか? 工場に試作トライしてもらいました。
最初の試作は・・・失敗
撚り(=引きそろえねじり合わせる)を加えると、接着剤が、固まる前に外にはじき出されてしまうようです。
極細の糸なので、むしろ接着剤が良く染み込むのかと、楽観視していました(私は・・・)。
初回試作は、失敗でしたが、工場からは、
「乾きの早い速乾タイプの接着剤を、何パターンか調整して、再トライしたい」とのこと。
また、「側糸(外側の糸)に太いものを入れたタイプ」も試作の1つに加えたいとのこと。
次の試作では、モノが出来ると良いなあ・・・心配です。