新マルチストリング企画中! その6

開発担当の鐘江(カネガエ)です。

前回の続きです。

「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に!」

にトライしています。

極細ナイロン糸を、ストリングとして1本にまとめ上げるのが、難しい・・・

この大量の極細ナイロン糸に、撚り(=引きそろえねじり合わせる)を加えると、中の接着剤を、

固まる前に、外にはじき出してしまうのです。

前回、側糸を太くする工夫で、まとめ上げる事は出来ましたが、性能面で望むもので無かったので、

やはりオール極細ナイロン糸でのサンプル作成を、再度、工場担当にお願いしておりました。

接着剤を速乾タイプのものにすることで、なんとか上手く生産できないか?

条件をいくつか変えながら試してもらい、トライを継続、

そして、ようやくサンプルが作成出来たとの連絡が!!

極細ナイロン糸2000本以上

やりました!  オール極細ナイロン糸で、サンプルを作ることに成功しました。

速乾性接着剤の硬度で、硬め、軟らかめの2タイプが上がってきています。

こちらの試打が楽しみです!!

新マルチストリング企画中! その5

開発担当の鐘江(カネガエ)です。

前回の続きです。

「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に!」

極細のナイロン糸をまとめ上げ、ストリングにすることに苦戦中です。

2パターンの試作品を依頼していましたが、今回

外側に6本太めの側糸と、通常の側糸を使うことで、極細ナイロン糸をまとめ上げたタイプの

試作に成功!

外側に6本太い糸

さっそくサンプルを試打をして、評価をまとめました。

けっこう良いストリングなのですが、残念なことに、普通のやや硬めのマルチストリング

せっかくの極細ナイロン糸の柔らかさが、感じられません。

太めの6本の側糸の影響なのか、それとも接着剤のせいかもしれません。もしくは両方。

残念・・・

やはり、オール極細のナイロン糸でまとめ上げてストリングに仕上げてみたいです。

こちらも、工場で引き続きトライしていただいているので、期待します。

新マルチストリング企画中! その4

開発担当の鐘江(カネガエ)です。

前回の続きです。

「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に!」

を実現できるか? 最初の試作に失敗しましたが、工場に再度試作トライしてもらいました。

2タイプのうち、先に上がってきたのが、外側に、6本太めの側糸と、通常の側糸を使うことで、

極細ナイロン糸をまとめ上げたタイプ。

外側に6本太い糸

とりあえず、ストリングにする事が出来ました!

最初の試作品

試打が楽しみです!

新マルチストリング企画中! その3

開発担当の鐘江(カネガエ)です。

前回の続きです。

「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に!」

を実現できるか? 工場に試作トライしてもらいました。

最初の試作は・・・失敗

撚り(=引きそろえねじり合わせる)を加えると、接着剤が、固まる前に外にはじき出されてしまうようです。

極細の糸なので、むしろ接着剤が良く染み込むのかと、楽観視していました(私は・・・)。

初回試作は、失敗でしたが、工場からは、

「乾きの早い速乾タイプの接着剤を、何パターンか調整して、再トライしたい」とのこと。

また、「側糸(外側の糸)に太いものを入れたタイプ」も試作の1つに加えたいとのこと。

側糸に6本太い糸を入れる!?

次の試作では、モノが出来ると良いなあ・・・心配です。

新マルチストリング企画中! その2

開発担当の鐘江(カネガエ)です。

前回の続きです。

工場に相談した今回の内容は、

「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に出来ないか?」

に対し、工場の回答は、

「現在生産に使われているナイロンより、もっと極細のものは入手可能」

「扱ったことの無い細い糸で、本数も多くなるので、まずは一度試作してみないと、なんとも言えない」

でした。

もっと細い糸を、大量に使えないか?

可能性がありそうです! そこで、早速、極細ナイロン糸の仕入れしてもらい、試作する事となりました。

試作がどうなるか! 楽しみです。

新マルチストリング企画中! その1

開発担当の鐘江(カネガエ)です。

ストリング開発では、常にいろいろ模索しております。

現在、工場に相談しているアイディアは、

「マルチタイプで、構成する糸を出来るだけ細くし、本数を通常の倍に出来ないか?」です。

大量の糸を1本にまとめて作られる

これが生産可能であれば、今までに無い打ち味のマルチ・ストリングが出来そうです。

既存のマルチが、約1000本ほどですので、倍と言うと2000本!

これだけの本数の極細単糸を、果たして1本にまとめ上げることが可能なのか?

工場からの連絡を待ちます。